Profile

port_hyougo
Name
兵吾 勇貴
Laboratory
ビジュアリゼーションとインタラクティブシステム研究室(VISLAB) OB
2013.4-2015.3までIPLAB NAISチームに所属。
NAISチーム独立に伴い異動。
Career Summary
2007-2012 石川工業高等専門学校 電子情報工学科
2012-2014 筑波大学 情報学群 情報科学類 知能情報メディア主専攻
2014-2016 筑波大学 大学院システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻 博士前期課程
Fields of Interest
情報可視化,地理空間情報,大規模データ,ライフログ
Contact
hyougo [at] vislab.cs.tsukuba.ac.jp

Publication

国内学会(査読なし)
  1. 兵吾勇貴, 三末和男, 田中二郎. "大規模な人の流れデータの集約的な可視化手法の開発". 情報処理学会第76回全国大会, 2014年3月. [PDF], [情報処理学会 電子図書館]
  2. 兵吾勇貴, 鈴木浩子, 古川忠延, 三末和男. "変化する降雨状況を静止画で表す可視化手法の開発". 情報処理学会研究報告(158回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会), 2014年5月, Vol.2014-HCI-158, No.1, pp.1-6. [PDF], [情報処理学会 電子図書館]
国際学会(査読あり)
  1. Yuuki Hyougo, Kazuo Misue, Jiro Tanaka. Directional Aggregate Visualization of Large Scale Movement Data. 18th International Conference on Information Visualisation (iV2014), Paris, France, pp.196-201, July 15-18, 2014. [PDF], [Slide PDF]
その他
  1. 兵吾勇貴. "微小な図形を用いた単一地図画像による時空間変量の可視化手法". 平成27年度 筑波大学大学院博士課程 システム情報工学研究科修士論文, 2016年3月. [PDF]
  2. 兵吾勇貴. "大規模な移動データの集約的な可視化". 平成25年度 筑波大学情報学群情報科学類 卒業研究論文, 2014年2月. [PDF]
  3. 兵吾勇貴, 川除佳和. "集合知による画像のROI抽出". 平成23年度学生による研究発表会, 電気関係学会 北陸支部学生会, 2012年3月.

Research

大規模な移動データの可視化

近年の GPS 端末の普及を背景に,多数の人の流れデータ(移動データ)を収集可能になった.そのようなデータの分析には可視化が効果的である.ただし,これらのデータは大規模かつ個々の人により移動の方向・距離が多様である.そのため単純な可視化では,詳細な流れの特徴をとらえつつ俯瞰的な流れの傾向を読み取ることが難しかった.そのような問題に対し我々は人の流れを集約的に表す可視化手法を開発した.
微小な図形を用いた単一地図画像による時空間変量の可視化手法
amatsubu representation
地理空間上の位置が定期的に値を持つような時空間データに対し,そのデータを静止画の単一地図上に全て提示する可視化手法を開発した.開発した手法は,空間の離散化を行い,地図領域上に値と時刻の情報を提示する.これにより,データが持つ値の分布の時間経過に伴う動きを提示可能にした.また既存の可視化表現との比較実験の結果から,提案手法が動きの読み取りに要する時間を短くできることが確認できた.
降雨の時空間的変化の静止画による可視化
amatsubu representation
甚大な被害をもたらす降雨災害を防ぐためには,現況の把握ならびに降雨地域の拡大を見極めることが重要である.我々は降雨メッシュデータに基いて,降雨を受けた地域および当該地域が移動する方向を静止画によって表現する手法を開発した.開発した手法は,矢印により降雨地域の移動の方向を表し,同時に現時点で雨の降っている地域と累積の雨量を色によって表現する.そのため,アニメーションに頼らずに位置情報付き時系列データである降雨データを静止画によって表現できる.本手法により消防団員の意思決定や情報伝達を行うことが容易になる.

Awards

2016.3
専攻長表彰
筑波大学 大学院システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻
2014.3
学生奨励賞
情報処理学会 第76回全国大会
2014.3
心青会賞
筑波大学 情報学群 情報科学類
2012.3
優秀学生表彰
石川工業高等専門学校